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活動報告 2023/08/15

未来の仲間と交流しました!

揖斐川町は地元で働くことを想定している人が多いため、揖斐川町役場では幼いころから職業体験などの地元に愛着がわくようなイベントを、当協会の揖斐郡北西部地域医療センター「山びこの郷」などと協働して開催しているそうです。


このワークショップはそのようなイベントの1つで、医療・介護・福祉の仕事に興味がある高校生とこれらの専門職を目指して学んでいる学生とのワークショップ&交流会です。揖斐川町、池田町、大野町の高校生28名、専門学校・大学(看護、リハビリ、栄養)計5校から27名が参加しました。


ワークショップでは、8グループに分かれてグループワークが行われました。内容は、町内で独居生活の高齢女性が自宅内で転倒し体動困難となり、食事や排泄・生活などがままならない状況になっているという場面に非同居の娘が訪れるという動画を見て、感じたことや心配なことなどについて、自分がなりたい職業の視点から何ができるかについての意見交換をして発表をしました。発表者は高校生で、学生はファシリテーターを務めていました。学生の発表後には、揖斐郡北西部地域医療センター「山びこの郷」の職員により、専門職種(看護師、介護士、リハビリ、栄養士、SW)の視点からの考察を伝えながら職業紹介をしていました。
その後の高校生と学生の交流時間には、進学や学生生活についての高校生からの質問に学生が答えていました。他にも各学校の紹介やアピールがありました。


NPの2人はグループワークをサポートしながら診療看護師という職業について紹介をしました。ワークショップの最後に、揖斐郡北西部地域医療センター「山びこの郷」管理者の横田先生より「医師不足が深刻になる地域医療における救世主になり得る新しい職業を紹介します!」と診療看護師(NP)をアピールする時間をいただき『現時点では認知度も人数も少ないないですが、ドラマに取り上げられたりして少しずつ興味を持ってもらう機会が出てきました。学生たちが臨床で活躍する頃にはもっと身近な存在になっているよう私たちも頑張って盛り上げていきます。』と看護師のキャリアの選択肢として『診療看護師(NP)』という存在があることをアピールしました。修了後には、診療看護師(NP)の案内をくださいと駆け寄ってきてくれる学生もいました。


役場の職員や各学校の先生には診療看護師(NP)を知る方はいませんでした。学生でも知っている方はほとんどいませんでしたが、交流をしていくうちに「最近ドラマでやっていましたよね。」「かっこいいですね。」と言ってくれました。今回のイベントを契機に診療看護師(NP)のことを知ってもらったり、学生たちのキャリア選択の選択肢の一つになるととても嬉しいです。