
地域医療振興協会(JADECOM)事務局NP研修課では、2026年度のNP卒後研修生を募集しております。募集要項|診療看護師 NP 卒後臨床研修 奨学金 NP研修センター
ご興味のある方はぜひ研修施設の見学に来てください。
JADECOMの卒後研修の特徴は、2年間の研修を得てStem Cell(幹細胞)のように様々な形に分化できる診療看護師を育てることを目標としております。そのため、総合内科研修に重点を置きつつ、集中治療科や救急外来、そして地域医療では必須となる整形外科や皮膚科、小児科といった診療科でのプログラムも入った濃厚な2年間を過ごしていただきます。
NPの重要な仕事の一つは患者さんの症状マネージメントにあります。
実際の臨床では患者さんの訴えはさまざま・・・・。


そこで、NPに求められるものは患者さんの状態を幅広く全人的にみる知識と技術!
- ・泣きじゃくる子どもの喉一つ見られない、耳の中見られない!
- ・外来の湿疹ってどうやって見るの?
- ・肩痛い、腰痛い、膝痛い、整形の3大痛の訴えの対応は?
- ・頻脈でアラームなりっぱなし、どうする??
- ・1人暮らしのおばあちゃん、血糖コントロールどうする?
- ・突然の胸痛、腹痛、背部痛!
- ・突然の発熱、意識障害!

Common diseaseられなければ
ここでの活動の幅が広がらない・・・!!
疾患から考える→症状から考える
看護師は患者を目の前にすると、「心臓病の患者さんだから・・・」と患者の疾患から考えることが多くありませんか?しかし、NPとして病棟や外来、地域の診療所などで患者を診るためには、「症状から考える」思考のプロセスが必要となります。人を全人的にとらえる。米国のNPが掲げているHolisticな関わり方というものです。目の前の患者さんの生きてきた道、家族、仕事、生活そのものを見て、そこからなぜ今このような症状が出ているのか考える癖をつける。そう、臨床推論の強化です。
患者の特定臓器に着目するのではなく、あらゆる年齢、性別の患者の健康問題に向き合えるようにするためにはどうしたらよいのかを考えた結果、JADECOMが得意とする地域医療の視点を取り込んだ「NP卒後研修プログラム」となりました。

具体的なその研修内容は、地域医療の幅広いニーズにこたえる2つのコースからなります。急性期病棟ケア重点コースとプライマリケア重点コースです。
●急性期病棟重点コースプログラム
例)総合内科、腎臓内科、救急、ICU、地域は必須。
研修修了後どんな形にも進化できるNPになれる(stem cellになれる)

●プライマリケアコースプログラム
例)総合診療科で研修、家庭医療も学ぶ。小児科、皮膚科、整形外科、透析室研修は必須

カリキュラム|診療看護師 NP 卒後臨床研修 奨学金 NP研修センター参照
NP文化が根付いた研修施設で、NPとの働き方を熟知した医師による指導を受けることができます。
2年間の研修を修了すると・・・・臨床推論を強みとするNPが誕生します。
2つの“みる”をバランスよく持ち、柔軟に使い分けることがNPにとって最も必要なことであり、強みでもあります。

その結果、病院でも地域でもニーズに応じて自らを柔軟に変化させることができる こんなNP像を目指しています。

ご質問・お問い合わせ、見学をご希望の方は、プログラムウェブサイトのお問い合わせから、卒後研修をご希望の方は募集要項をご確認いただきエントリーフォームからお願いいたします。

※時々システムの影響でメールが届かないことがあります。1週間以内に返信がない場合には、お手数をおかけいたしますが、電話にて事務局(NP研修課)にお問い合わせください。
こちらのHP(研修内容・NPブログ)もご参照ください