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NPブログ 2025/05/08

NP卒後研修と最高の赤羽グルメのご紹介

みなさんこんにちは。現在私は東京北医療センターNP卒後研修2年目となります。今回は、NP卒後研修と赤羽グルメの紹介をさせていただきます。


診療看護師としての新たなステージ - 東京北医療センターでの卒後研修の日々-

診療看護師(NP:Nurse Practitioner)としてのキャリアをスタートさせて、2024年に東京北医療センターに就職しました。研修1年目を無事に終了し2年目に突入した今、これまでのNP人生とは一線を画す、まさに「新たなステージ」に立っている実感があります。


なぜ東京北医療センターを選んだのか

私がこの病院を研修先に選んだ理由は、急性期からへき地医療まで幅広い診療科で学べること、NPの活躍が根付いている現場であること。さらに、医師との協働体制が整っており、診療に深く関わる機会が豊富であることにも惹かれました。特に研修の核となる総合診療科では個性豊かな先生のサポートも受けられます。

東京北総診東京北医療センター総合診療科


研修のリアル

卒後研修は、日々の臨床の中での実践がメインです。例えば、総合診療科では入院患者の病状変化を把握し、主治医とディスカッションを重ねながら、診断や治療の方針決定に関わります。
救急外来では初診対応を任されるため責任の重さを感じつつも、非常にやりがいを感じています。


医師との関係性

最初は、医師とどこまで意見を交わして良いのか、迷う場面も多くありました。
しかし、東京北医療センターではNPの役割がしっかりと認知されており、「共に考えるパートナー」として受け入れてもらえる雰囲気があります。上級医や若手医師からフィードバックをもらいながら、少しずつ臨床判断力を高めていける環境です。


患者との関わり方も進化

看護師時代から大切にしていた「患者の声に耳を傾ける姿勢」はそのままに、今は診療者としての視点も加わり、より多角的に患者さんを見ることができるようになりました。
症状の背景にある生活習慣や社会的な課題にも目を向けるようになり、「診る力」と「看る力」の両方が試されているのを日々感じています。


成長を実感する瞬間

発語の少ない患者さんでもバイタルサインとフィジカルアセスメントで体液負荷所見がとれること、さらに心エコーで溢水や血管内ボリュームの評価を行ったうえでの細やかな補液量の調整ができることは質の高い医療の提供だと考えています。
また問診では医学的なことにとどまらず必ず心理社会面まで総合的に把握するよう心がけています。NPのアセスメントは医療チームと共有し、患者さんの自己決定を促していきます。まだまだ未熟ですが、「診療の現場に立てている」という実感を持てる瞬間です。


これからの目標

NPはまだ日本では発展途上の職種ですが、今後ますます多職種連携の中心的な存在として期待されています。私自身、将来的には教育や制度設計にも関わっていきたいという思いがあります。
そのためにも、まずは一人前のNPとして、臨床で確かな力を身につけることが当面の目標です。これからも、迷いながら、学びながら、少しずつ診療看護師として成長していきたいと思います。


最高の赤羽グルメ

NP仲間とよく行く赤羽駅近くの藁焼きのお店で食べたかつおを紹介します。その日に話したいことを話しながら、おいしいご飯が食べられるお店があるのもNPとしての新たなステージに必要な要素です。



NP人生のスタートをどこで切るべきか迷っているNP学生の皆様、是非一度当院へ見学にいらっしゃいませんか?