地域医療に貢献できる人材の育成
いつでもどこでも誰にでも
全人的ケアを提供し、地域医療に貢献できる
人材の育成に取り組んでいます
急性期病棟ケア重点コース
総合内科・総合診療科、救急、ICU、腎臓内科、地域研修へのローテーションは必須です。3か月間は診療科を選択することができます。例えば、東京ベイ・浦安市川医療センターでは感染症科、練馬光が丘病院では外科、麻酔科などです。できるだけご希望に添えるように調整します。
研修施設
東京ベイ・浦安市川医療センター
練馬光が丘病院
プライマリケア重点コース
東京北医療センターでは総合診療科が内科系入院患者の70-80%を受け持ち、80-100床を担当しています。臓器別内科の研修は行わずに、総合診療科で多彩な疾患の病棟対応、心理社会的問題を含めた複雑な患者さんの対応を学びます。総合診療科ならではの家庭医療理論を活かすことが多く、これはon/off the jobで学びます。他科研修に関してはNPが地域医療の場で出会い、特に困る領域をローテートします。
研修施設
東京北医療センター
地域研修(コース共通)
両コースとも、協会内の診療所や複合施設で3か月間地域研修を行います。
研修施設
揖斐郡北西部地域医療センター(岐阜県)
シティ・タワー診療所(岐阜県)
六ヶ所村医療センター(青森県)
2年間のカリキュラム
東京ベイ・浦安市川医療センター/練馬光が丘病院でのローテーション例
東京北医療センターでのローテーション例
JADECOM-NPに必要な6つの能力
JADECOM-NPとして必要な姿勢を習得する
- 患者・家族のニードに対して、身体的、精神的、社会的側面から介入をすることができる。
- 患者・家族に、医学的、看護的な情報提供(適切なインフォームドコンセント)をすることができる。
- 患者、家族の守秘義務を果たすことができる。
- 患者・家族のことを第一に考え、対象を全人的にみるための優しさを持つことができる。
チーム医療に貢献することができる
- コミュニケーションスキルを学び、多職種と関わることができる能力を身につける。
- 指導医や専門医、多職種に適切なタイミングでコンサルテーションをすることができる。
- 1人の患者に対して、医療を提供するために、多職種連携をすることができる。
問題対応能力を習得する
- 問題が生じたときに、他者に相談することによって問題解決をすることができる。
- 医学的問題に直面したときに、EBMに基づいた実践をすることができる。
安全管理をすることができる
- 診療および特定行為、その他の具体的指示による医行為を行う際に、安全確認を行い実践することができる。
- 医療事故防止及び医療事故後の対応について、マニュアルを把握し適切な行動をとることができる。
- 院内感染対策を熟知し、医療行為を行うことができる。
積極的に学習をすることができる
- 研修中に学んだ症例についてプレゼンテーションをすることができる。
- NPが専門職であることを自覚し、積極的に学会発表・研究を行うことができる。
- NPに関連した海外文献を読むことができる。
日本NP教育大学院協議会の定める「NPに必要とされる7つの能力」を身につけることができる
- 包括的な健康アセスメント能力
- 医療的処置マネジメント能力
- 熟練した看護実践能力
- 看護管理能力
- チームワーク・協働能力
- 医療・保健・福祉システムの活用・開発能力
- 倫理意思決定能力